将棋盤やチェス盤と異なり、碁盤は多様な広さがあります。
主な盤は、以下に示す9路、13路、19路の3種類ですが、最近は初学者用に9路よりも小さい盤が使われることもあります。

 

【図1】左から順に9路盤、13路盤、19路盤

 

初心者の方で多く見られるのが、広い盤への恐怖です。
果たして、本当に広い盤は怖いものなのでしょうか?
今回は、この違いをしっかり見ていきましょう。

 

 

 

【図2】


碁盤を区域分けする際に一般的に使われる表現として、「隅」「辺」「中央」の3種類があります。

隅や辺は4カ所あるため、さらに上下左右の言葉を加えて、右下隅、右辺などと表現します。

では、碁盤の広さの違いによりどのようにこの区域が変わるでしょうか?
実際に見てみると図3のようになります。

 

 

【図3】

 

隅の大きさは変わらないのに対し、辺の大きさ、中央の大きさが変化してます。

 

 

【図4】

 

たとえば19路盤での定石を13路盤に適用すると、右上隅から上辺にかけてだけではなく、左上隅にまで影響が及びます。

 

 

【図5(図3再掲)】

 

つまり、「盤の大きさの違い→辺や中央の大きさの違い」に反映されるならば、
この違いを把握することが、碁盤の広さに対する恐怖をなくすポイントといえます。

では、これをどのようにして理解していくべきでしょうか?
今回は試しに、「隅」「辺」「中央」の3つの特徴を学習の観点で表にまとめてみました。

 

 

【表1】

  理解しやすさ 内容量
A C
A B
中央 C B

※理解しやすさ  : 易しい←ABC→難しい
※内容量           : 少ない←ABC→多い

 

 

隅や辺は(人間が基準としやすいため)定石化された内容が多いのに対し、中央は定石がほとんどありません。一方、内容量としては隅がダントツに多いことになります。

 

 

最初にEdugoで作成したのは総論の二つです。

 

一つ目が「効率の分析」。
これは、囲碁というゲームがなにを目指せば良いのか?陣地を取るとしてどのような取り方がふさわしいのか?というところに着目して書かれたものです。

 

二つ目が「経過効率と広狭」。
こちらは、「効率の分析」で触れた「経過効率(←造語)」をどのように反映させるべきなのか?その基本概念を全体論を軸として記述したものです。

 

 

これを踏まえて、この二つを読んでみると良いでしょう。話の中心は「辺」のお話です。背景としては上述の要素(表1)があります。→Contentsへ

 

 

なお、総論にそろそろ部分効率の話を足そうかな…みたいな話が内部で出てきている(2017年4月現在)ので、お楽しみに!